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『本を愛しすぎた男: 本泥棒と古書店探偵と愛書狂』アリソン・フーヴァー・バートレット:読書感想

amazon様から画像もお借りしてます。

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内容(「BOOK」データベースより)
 稀少古書のみ数百冊を巧妙な手口で盗み続けた「本を愛しすぎた男」と、彼を追う古書店主にして熱血素人探偵のデッドヒート! 古今東西の本泥棒たちの驚きのエピソードも交えて描く、古書をめぐる手に汗握るノンフィクション。



 失敗しました! 今見直したら、ノンフィクションってちゃんと書いてあったのに、小説だと思って読んでしまいました。


 ↓ 以下、ネタバレあり。




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     どうせ電子書籍にするなら、印刷しても売れる作品からじゃなく、絶版になった傑作から先にすればイイのにと思っています。古典は新訳改訂して、とっつき易くすればイイのにと。紙の本は新しければ新しいほど好きと感じている人間なので、古本にまったく興味ありません。なので、初版本とか署名入りなどの希書に大金を投じる蒐集家の気持ちも解かりません。好きな小説、作家の生原稿とかなら解かりますけど。


     古書の蒐集家って、ほとんどの人が本を読まないんですね。本をインテリアにしている人も居ますものね。古書を持つことをステータスにしているのは、勝手にしてですけど、本の中身を気にしないってとこが、何か嫌でしたね。ですから、タイトルの『本を愛しすぎた男』が違和感、不快でさえありました。活字中毒って人なら、愛しさえ感じます。


     すごく簡単に泥棒出来るんですよね。稀少古書であんなに手軽に手に入れられるのなら、普通の本ならもっと簡単ですよね。
     ショックだったのが、クレジットカードの使用法。まさか日本もそうなのでしょうか? クレジットカードの番号を電話で告げるだけで、商品って買えちゃうもんなんですか? クレジットカードを持参しないのを怪しまれない為に、代理の者に取りに行かせれば商品あっさり渡しちゃうものなんですか? そんないい加減な!!


     で、盗まれた古書店の方は信用無くすから盗まれたとは言えない。被害届を出しても、警察はたかが本がなんでそんな高価なのか理解出来なく(この気持ちは解かる)本気になって捜査してくれない。これもそんな馬鹿な!! と呆れたところ。そんなんで泥棒さんにとってパラダイスな環境で本を盗み放題。それでも何回も逮捕されてるんだから、勇気ある古書店店主と真面目な警察も居るようで。泥棒を捕まえる為に古書店のネットワークを広め奮闘した古書店主なら、本を愛し過ぎた男と認めれます。もっとも自分の店の商品(特に高額の)盗まれたら、おのれ泥棒め! とっつかまえてやる! って剥きになって追うの当たり前だと思います。


     泥棒にも三分の理があると聞きますが、この泥棒さんがまったく好きになれませんでした。詐欺だからコミュニケーション能力あるんですよ。窃盗の前科あるのに、デパート売り場でパート勤めして信用されるくらい。普通に稼ごうと思えば、そこそこの生活出来る能力あるんですよ。なのに、彼にはステータスとして稀少古書が必要だった。それなりの知能持って産まれて来たのに、子供時代教育を受けられなかったってのがコンプレックスになったみたいです。貧乏だけど劣悪な環境に育った訳じゃないんですよ。親子の仲良いし、仲良過ぎて父親を受け子の役割させちゃう位。父親を共犯にさせてるとは口が裂けても言わない。そこだけは信念を持ってるかのように、口が固い。
    社会を怨んでるんですかね。自分は不当な扱いを受けている、だから仕返しをしてやる。自分が稀少古書を手に入れるのは当たり前だ、と罪悪感無いから反省しない、捕まる度に刑務所の中で出た後の復讐を考えている、といった次第。きっと死ぬまで泥棒。


     それで女性インタビュアーにも怒り易い、古書店主の方を応援して
    しまいます。本の中身が好きで泥棒するならまだ許せるけど、稀少価値のある古本ばかり狙うってのが許せん!
     この作品書いたプチ稀少古書愛好家の作者もなんかなぁ~取材中、実演して見せて下さる本泥棒に、見過ごしたら自分も共犯にされないか? と心配するぐらいで、本や泥棒、古書店主に対する愛情面白み感じられませんでした。


    『デッドヒート!』『驚きのエピソード』『手に汗握る』のうたい文句? 違和感ありまくりでした。
     この作品、小説だったらもっと面白く読めたと思います。



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    tag : 本を愛しすぎた男 本泥棒と古書店探偵と愛書狂 アリソン・フーヴァー・バートレット 築地誠子 クレジットカード 稀少古書 詐欺

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    唯

    Author:唯
     読書感想が主です。探偵が登場する本格ミステリー好き。
    と言っても、難しいことは解らないのでトリックにはさほど関心無く、登場人物のやりとりを見るのが好きなだけです。

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